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発 行: 2002年6月
著 者: 野村 宗訓
ISBN: 978-4-930986-76-1
カリフォルニア州で高騰した電気代の支払いに耐え切れなくなった商店の女性店主があきらめ顔に「店を閉めなければならない」と語っているテレビ番組に目が止まりました。巨大企業エンロンの破綻(はたん)は国際的な金融市場に多大な影響を及ぼしましたが、カリフォルニアでは自由化制度の綻び(ほころび)により、現実として消費者の生活が脅かされています。
本書は、海外公益事業の民営化や電力自由化で多くの著作をもつ著者が、主に米国、英国の電力取引の制度設計とマーケット・パワーの抑制措置、自由化に直面するエネルギー企業の戦略などを詳細に調査・分析し、検証を加えた一冊です。著者は米英の市場改革から「自由化の進展によって供給停止に陥る危険性がある」こと、「最終的に政府と利用者は安定供給の継続を望んでいる」ことが明らかになったと指摘。自由化によってもたらされる短期的な経済メリットと、中長期的なインフラ投資が確保されたバランスのとれた自由化制度の必要性を説きます。
国内で進む自由化検証論議を考える上でも貴重な示唆を与えてくれる一冊です。