発　行：　2012年7月
サイズ：　A4判
ページ数：　16ページ
監　修：　NPO法人　体験型科学教育研究所
漫　画：　輪島　正裕

次世代向け科学マンガ冊子「なるほどサイエンスシリーズ」
今回は、電気の性質についてのさまざまな発見から利用までを解説しつつ、日本の発電技術を紹介しています電気の正体を解明した科学者、そして電気を活用する時代を開いた発明家の功績を分かりやすくまとめました。

さらに、日本では、明治以降、電気の活用が広がっていったこと、そして、現在の日本の火力発電技術は、世界トップレベルであることも紹介しています。

全編がマンガで、登場するキャラクターの会話を通して、電気の基礎知識を理解できますまたグラフやイラスト、用語集などを掲載して学習的要素を高めており、次世代のエネルギー教育に最適です。

内容は2話構成で、第1話電気の偉人たちでは、ターレス、フランクリン、ガルバーニ、ボルタ、アンペール、ファラデー、そしてエジソンが登場静電気の性質や蓄電池の仕組み、さらに電磁誘導についても解説していますエジソンの功績については、電球の発明と送電システムの考案を紹介しています。

第2話すごいぞ！日本の技術では、日本における電気の利用の歴史を紹介とくに火力発電では、伸び続ける電力需要に対し、発電機の高出力化を図ってきたこと、さらに現在、熱効率では世界最高水準にあることを説明しています併せて日本の発電技術は、環境やエネルギーセキュリティーなど、時代の要請に応えつつ高い技術力を持って進化していることを強調しております。

将来を担う子どもたちが電気を中心としたエネルギーについて考えるきっかけとなる一冊です。既刊「なるほどサイエンスシリーズ」と合わせ、是非ご一読ください。


目次
第1話　電気の偉人たち
　・ターレス
　・ベンジャミン・フランクリン
　・ルイージ・ガルバーニ
　・アレッサンドロ・ボルタ
　・アンドレ・マリ・アンペール
　・マイケル・ファラデー
　・トーマス・エジソン
第2話　すごいぞ！日本の技術
用語のおさらい
　・静電気
　・磁力線
　・モーターの仕組み

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